タネリ・クーシスト (1905-1988)
彼はイルッカ・クーシストの父です。ヘルシンキ大学に学び1928年に哲学学士号、1936年に哲学修士号を取得しています。ヘルシンキ音楽院(現シベリウス音楽院)にて1923年~1935年の間イルマリ・ハンニカイネン、エルッキ・メラルティン、エリス・モーテソンに学びライプツィッヒとパリで学びました。教会音楽家、ピアニスト、作曲家、作家として活躍した才能豊かな人でした、彼は1959年~71年までの間シベリウスアカデミーの学長を始め多くの組織に属していました。愛国心にあふれた「フィンランドの祈り」は第二次世界大戦中最も演奏された曲の一つです。