ILMARI HANNIKAINEN

イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955)

音楽一家に生まれた彼は作曲家又ピアニストとして優れた功績を残しています。ウィーンでシュレーカー、サンクトベテルブルクでジロティ、パリでコルトに師事しています。ヘルシンキ音楽院(現シベリウスアカデミー)のピアノ科の教授でもありました。兄弟と共にハンイカイネントリオを結成し室内楽奏者としても活躍をしました。フィンランドの作曲界が後期ロマン派から印象主義へと向かう時期に作曲家として活動し、ピアノ協奏曲やピアノ五重奏曲、オペラを各1曲残したほか、数々の印象深いピアノ曲や歌曲を手懸け、映画音楽も作曲しました。