BIOGRAPHY
静岡県浜松市出身。信愛学園高等学校音楽科(現・浜松学芸高等学校音楽科)卒業。名古屋音楽大学音楽学部声楽学科卒業。同大学院音楽研究科声楽専攻修了。2008年から2013年フィンランドに留学。フィンランド・ヨーチェノ大学夏季マスタークラスにてディプロマ取得。これまでに田代雅子、原田茂生、奥村晃平、Jorma Hynninen、Marja Holopainen-Tatenoの各氏に師事。第8回大阪国際音楽コンクール声楽部門歌曲コース第3位(最高位)を受賞。
オペラでは、「魔笛」(パパゲーノ)、「蝶々夫人」(シャープレス)、「カヴァレリア・ルスティカーナ」(アルフィオ)、「ディドとエネアス」(エネアス)、「カルメン」(ダン・カイロ、モラレス)、「天国と地獄」(ジュピター、マルス)、「アマールと三人の王様」(メルフィオール)、「泥棒とオールドミス」(ボブ)、「ヘンゼルとグレーテル」(ペーター)、「藤戸」(佐々木盛綱)などに主要キャストとして出演。
コンサートでは、「クッレルヴォ交響曲」、「メサイア」、「第九」などのソリストとして多くのオーケストラと共演。02年7月、04年4月、08年7月・8月、10年5月・10月、21年12月にソロ・リサイタルを開催。多くの公演にて日本初演作品を含むフィンランド歌曲の演奏を行い、好評を博している。ヘルシンキ大聖堂、テンペリアウキオ教会、ヘルシンキ自由教会、ミュルンマキ教会などフィンランド国内の教会での演奏も多く、フィンランド歌曲だけでなく宗教音楽にも造詣が深い。
在フィンランド日本国大使公邸での天皇誕生日祝賀レセプションにてフィンランド、日本両国歌の演奏や駐日フィンランド大使館での演奏など、フィンランドとのつながりが深い。また、近年フィンランド人詩人の邦訳詩に作曲を委嘱し、「日本語で聞けるフィンランドの歌」の演奏も行っている。FMハロー「ふるさとサウンドライブラリー」、CBCラジオ「つボイノリオの聞けば聞くほど」、NHK BS1「地球アゴラ」などに出演。日本シベリウス協会会員・運営委員、日本・フィンランド新音楽協会会員・運営委員、日本フィンランド協会会員、日本フィンランド文化友好協会会員、北欧文化協会会員、東京二期会会員、日本演奏連盟会員。